新4回生スナイプスキッパーの染谷です。
オフ明けから基礎練習を続けてきて、ついに今週末は同志社ウィークへの選考レースです。
本日は山本テクニカルコーチに艇庫に来ていただき、対自然のコース選択についての練習を指導していただきました。練習内容はタックはアプローチラインのみとし、スタート前に右海面か左海面どちらに行くかを決めて原則1回のタックでレースを行いました。
この制約を設けたレースは、普段よりも多くのことを考えてコース練習をすることができたと思います。まずはスタートの重要性です。逃げタックや下受けタックができないので、スタートで他艇の影響を受けないことは大前提です。しかし、もし影響のあるポジションについてしまった時にブランケならドライブモードで、ホープレスならピンチモードで帆走することで、影響のない場所にタックせずに逃げることを実践することができました。この状況はレースでも多いのでとても参考になりました。今まではすぐにタックで抜けることが多かったので、今日の練習は良い経験になったと思います。
もう一つ感じたことはアプローチラインでのタックポイントです。ただアプローチラインでタックを返すのでは、その後の風の振れによってジャストで回れない時があります。その後の風の振れを予測して
タックポイントを考える練習にもつながりました。
今日の練習では他艇の影響によって自分の行きたい海面に行けるようにスタート前に組み立てることを意識することができたと感じます。
週末の選考レースでは、クルーとしっかりスタート前に話し合って、対局を見たコース選択をしていきたいと思います。
最後になりましたが、山本テクニカルコーチ、ご指導ありがとうございました。
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