新3回生470スキッパーの菊田です。
冬季練習2日目となった本日は9時に出艇し、12時に着艇する一部練習を行いました。
朝から雪が降っており昨日よりも寒く、体が冷えました。
本日は、Ave.2.3m/s、Max.4.0m/sの北東の風の中、470チームは動作練習、スナイプチームは帆走練習を行った後、両チーム合同でレース練習を行いました。
470チームの動作練習では、上下マーク内で5回以上のタック、3回以上のジャイブを行うという新たな練習方法でした。
私は昨日の回航練習で出た課題として、タックのミスなど動作の荒さが目立ったので、その課題を消化することを目標に今日の動作練習に挑みました。
私自身、中風域から強風域でのタックはショートタックになる事が非常に多く、タックアングルもバラバラでクルーを素早く外に飛び出させてあげることが出来ません。
ですので、クルーと逆ジブの時間などについて、コミュニュケーションをしっかり取りながら、前を向き、風見を見てタックを行いました。まだまだタックについても何百回、何千回と練習が必要だと痛感させられました。
後半は、その動作練習を踏まえレース練習を行いました。
来週には、3月16・17日に開催される同志社ウィークの選考レースが行われます。
そのため本日のレース練習は、今のチーム内での自分の実力を知ることの出来るレースでした。順位的には中盤ぐらいとまずまずでしたが、どのレースも初めはあまり良くなく、終盤にかけて挽回していくレース展開でありましたので、内容がとても悪かったと感じます。
その課題として、走りに集中する事やコース面以前にスタートでの位置取りが挙げられます。
スタート3分前から2分前に他艇が並び始めるという事は予測していたのですが、早く並んでしまったり、遅く並んでしまったりと、ライン把握が全く出来ていないです。以前、大辻監督からご指摘をいただいた通り、空間認識能力が弱いという事だと改めて実感しました。
ヨットは風、潮などの様々な影響を考慮した上でスタートラインまでの距離を把握し予測しなければならないので、普段の練習から他艇との距離は何艇身あるかなどを常に意識して練習に取り組みます。
そして、まずは基礎、基本をこの冬季練習で完璧にします。
本日の補食はマネージャーが温かいおでんを用意してくれました。
着艇後の冷えきった体もおでんを食べて温まりました。たくさんの具材が入っており、とても美味しかったです。
ところで、話は変わりますが私も新3回生となり今年の夏にはファミリーデーを統率し、冬には新幹部となります。
そのため、今の時期から来年私達の代になった際に、どんなチームにしていきたいのかを今の幹部の方々やチーム状況を客観的に見て自分の考えを持てるようしていかなければならないと日々感じさせられます。
そのため、幹部の方々と今以上に接し、どういう考えを持っているのかなど、将来や先の事を見据える会話を増やしていきたいです。
最後になりましたが、本日は舟元会長に善蔵丸Ⅲ世に乗せていただきました。ありがとうございました。
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