勝つ為に

4回生470スキッパーの杉浦です。
午前はAve.2m/s、Max.3m/s、東風の中練習を行いました。天気も良く、予報通り東から徐々に薄くブローが広がってきたあたりでの着艇となりました。

470チームの午前組は、明日のポイントレース前の確認として、先々週の関西学生ヨット春季選手権大会において470チームの弱点として挙げられていた、ボートスピード、スタートを課題として1時間ずつ帆走練習とスタート練習を行いました。午後組は、帆走練習を行いました。スナイプチームは、午前午後共に帆走練習を行いました。


艇を止めて待つことや走り出し、バウアップなどの操作を、風が弱い中でもはっきりと思うように行うことが出来てきました。最近は、ライン自体は長く、出る範囲を制限することにより、自分の決めた位置を維持し続けることに、重点を置いたスタートの練習をしています。まだライン把握や最初に待つ位置設定が甘いため、-1/4艇身やジャストで出られることが増える一方、風が上に振ってしまうと1/2艇身以上出てしまうことが多かったです。
メンバーで声をかけ合いながらラインを低く始めるようにし、レースでの具体的なイメージトレーニングとなりました。

今月から私たち幹部にとって、全てに「最後の」と付くレース期に入りました。この3年間の成果を、11月の全日本学生ヨット選手権大会で発揮させるために、できる限りヨットに乗り、できる限り知識を増やし、できる限りコンビネーションを深め、最大限の努力を積み重ねて「反省や発見はあったけれど後悔は無かった。」と言い切れるレース展開にしていきます。

将来に向け就職活動や勉強をしている上で、何かに一生懸命になれること、そしてそれを貫き通すことの難しさと大切さを、今になって痛感しております。たくさんのサポートをしっかり結果で返しますので、これからもご支援ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。

また、精神的なサポートをして下さったり、技術面を鍛えて下さったり、差し入れを下さったり、応援メッセージを下さったり、日々ヨットに乗れる環境を整えて下さっている皆様、本当にありがとうございます。幹部としてこの代で決めた目標を絶対に達成したいので、最後の最後までご声援頂けると幸いです。