4回生スナイプスキッパーの桑原です。
本日は風向150°〜170°、Ave.5m/s、Max.6m/sの中、470チーム、スナイプチーム共に11時から合同レース練習に参加しました。
私は1回生の頃、全日本学生ヨット選手権大会に出場した時以来の蒲郡となります。時期が違うので、海上での風の傾向や波、海域等の情報収集を、マネージャーに協力して貰いながら進めております。毎日の海上での風のシフトを30分おきにエクセルにまとめて貰い、よりレースを意識した練習に取り組めております。マネージャーのみなさん、いつもありがとう!
また、早くから合宿を行なっている日本大学にも、お話を聞かせて頂きました。私としては、基本的にシーブリーズは西宮と同じような傾向になると感じられました。
特徴として、西宮との違いが一点ありました。波が西宮に比べると長いことです。ランニングを帆走する時はいつもより気を配らないといけないと感じました。レース練習では、そこに気付けていたのでかなりゲインできました。1つの波が長いので乗り損ねると、大幅なロスになるのでは無いかと考えられます。
まずは海面を見て、波を把握して、体を使って自然なヘルムで艇を回し、大きく腕を使ってパンピングする。その後サーフィングし、もう一度体を使って自然なヘルムでヘディングを落とす。スピードが無くなってしまう前に最初に戻る。この動作を続ける事でかなりランニングは有利に戦えました。
その分いつもよりクルーにはブローと他艇を見て貰うようにすべきだと感じました。ハンドリングが上手くできても、フレッシュウインドや適切なプレッシャーの中で走らなければ意味が無いと思いました。いつもより体は大きく動いているので、42条違反には気を付けます。
クローズホールドに関して、ボートスピードは他大学と比べるとあまり差はない様に感じられましたが、やはりいつもより波があるので、失速する事が多く、加速するためのロスが多くありました。
まだまだ速く走らせることが出来ると感じました。レースまでに対策を講じて万全の状態に持っていきます。
関西学生ヨット個人選手権大会が終わった際、私はまだ走りが満足出来ていないと感じました。しかし、今になっても同じ事を感じます。まだまだ速くなれる、もっと伸び代があります。これは私だけではなく、チーム全体にも言える事です。我々が目指している目標、関西完全優勝、全日本入賞を達成するにはまだ技術が足りません。
私はこの全日本学生ヨット個人選手権大会での結果をチームに還元出来るように、1つ1つのレースを丁寧に行って参ります。もちろん結果は求めていますが、その上でチームの為にすべきことを、常に考えております。私が速く走れば、それはチームにとってプラスになります。チーム力の向上に繋げられる様にします。
全力を投じて戦ってまいります。応援の程、よろしくお願い致します。
最後になりましたが、本日は玉置さん、4回生龍野のご父兄より差し入れを戴きました。ありがとうございました。
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