旧幹部 引退挨拶 第2弾


 
昨年度470リーダーを務めさせて頂きました、470スキッパーの村松です。

全日本学生ヨット選手権大会が終わり、ヨット部にいた時には出来なかったことを沢山しました。
しかし、もう既に時間が余り始めています。

この4年間はこれまでで最もヨットに打ち込むことの出来た時間でした。
そして、その4年間があっという間に終わってしまったという印象です。
恐らく、自分が思っている以上に本当に充実した大学生活だったのだろうと思います。
悩んで泣いて、嬉しくて笑って、悔しくて泣いて、楽しくて笑って。そんな飽きる暇もない毎日でした。
他の大学生の子たちは、バイトをしたり、家のお手伝いをしたりする中で、私はヨットに専念させてもらえた環境に本当に感謝しています。

私はなかなか成績も伸びず、何故走らないんだろうと悩む日々の中で、周囲の人からはもっと気楽に楽しんで乗り!と言ってもらいました。

レースで前を走るから楽しいのか、楽しむことの出来る気持ちがあるから余裕ができ、レースで前を走れるのか。
一度前を走ると、その前を走る楽しさで次も楽しく走ることが出来る。逆に、走らない時は、なんで走らないんだろうと悩みのループに入ってしまう。
真面目に乗らない方が良いのか、でも出来ていないから走らないんだろうと本当に悩みました。

今年の全日本学生女子ヨット選手権大会では、負のループに陥っていた私に森は「一度ヨットの楽しさを思い出そう」と言ってくれました。
私は、小さい頃から楽しくヨットに乗せてもらっていたことで、本当にヨットが大好きになりました。
テストでヨットに乗れず、肌が荒れていても、ヨットに乗り練習して、潮風を浴びるとお肌も髪の毛もツヤツヤになるという程です。
でもいつしか、思うように前を走れずになってしまい、何故なのかとの負のループへと陥ってしまいました。
私には、自分の出来ていないことばかりしか見えず、情けない、悔しいという思いから、初めてヨットが苦しいものに感じました。
そんな中、今年の全日本学生女子ヨット選手権大会では私の大好きな強風のコンディションでもあり、怒られてしまいそうですが、楽しさを重視したレースにしようと思い挑んでいました。

楽しくて、前を走ることができ、前の艇を抜かせてまた楽しくて、その繰り返しで、入賞することが出来たことは本当に嬉しかったです。
私はこの気持ち良さ、楽しさが忘れられなくてヨットが大好きになったのだと思い出すことが出来ました。
でも優勝する為には、楽しいだけでは勝てない。楽しさの中の厳しさがなければ、優勝は出来ないという風にも思いました。

この厳しさを持って挑んだ、関西学生ヨット選手権大会でも全日本学生ヨット選手権大会でも全然走らず、大学生活でのヨット競技は終わってしまいました。
でも、悔いは残っていません。私は練習も沢山してきたし、努力もしてきたことは自信を持って言えます。
昨年の引退式で、津嶋さんが「ヨットはココで走るんや」と胸を叩きながら言っていたことを思い出しました。私には最後に自信を持って走る気持ちが足りなかったのだと思います。
この勝ちへの気持ちは大学でのヨット生活でより強いものになり、ここまで捧げられるものに出会えたことに本当に嬉しく思います。

そして何より、これだけ多くの仲間と目標に向かって挑むことのできた大学生活は私にとって一生の宝になると思っています。
腹が立つことや楽しかったことなど、4年間の生活の中で色々なことがありました。
同期で目標を達成することができなくて、悔しい思いで今はいっぱいですが、いつかみんなで集まって、あの時本当に楽しかったなとお互いを認め合える仲間になれていればいいなと思います。

この4年間で沢山の人に出会いました。
色んなことを教えてくれた先輩方。引退しても心配してくれた、応援してくれた、支えてくれた先輩方。共に戦ってくれた後輩達。いつも笑顔で笑わせてくれた、癒してくれた、頼ってくれた後輩達。色々なことを教えて下さった、支えて下さった指導陣の方々。ヨットの楽しさを共有できる、沢山のセーラーに出会うことができ、私のヨットの世界が広がったと感じています。

こんなにも沢山の思い出で溢れた、部活動生活を過ごすことができて、本当に幸せでした。本当にありがとうございました。

470リーダー 470スキッパー 村松叶子



470スキッパーの菅原です。
舟元会長、大辻監督始め、指導陣の方々や家族、部員の皆さんに支えられ、4年間ヨットをやり続ける事ができました。
ありがとうございました。

大学から始めたヨットでここまで楽しめる程に上達できた事はとても嬉しく、指導陣、先輩方に感謝しかありません。

後輩達!
4年間ヨットをして、ヨット競技は頭脳と経験と気持ちが大きく成績に繋がるスポーツだと気付きました。入部以前からヨットをしていた人に比べて、レース経験で負けてしまうのは当たり前なので、私たち未経験者は海上でも陸上でも常にヨットの事を考えて、気持ちで負けないようにしておけばすぐにでも勝てる日が来ます。
頑張ってください!

470スキッパー 菅原 睦



昨年度スナイプリーダーを務めさせて頂きました、スナイプスキッパーの桑原です。

4年間体育会ヨット部に所属させて頂き、活動を支えて下さりました舟元会長をはじめとする指導陣の皆様、甲風会、学校関係者の皆様、本当にありがとうございました。
皆様のご支援が無ければ、我々体育会ヨット部は活動出来ておりません。

今後とも御指導御鞭撻のほど、宜しくお願い致します。

スナイプリーダー スナイプスキッパー 桑原 洋樹