スナイプスキッパーの堤です。
はじめに、指導陣、OB・OG、保護者の皆様、多大なるご支援ご声援の程ありがとうございました。
私はこの4年間でこれといった戦績を残すことが出来ず、あまり結果では貢献する事が出来ませんでした。
ですが、最後の年、関西学生ヨット個人選手権大会で中学からの仲である吉岡とずっと憧れであった津嶋さんが乗っていた30969、通称「赤ゼル」で出場し、8位と後一歩全国には届きませんでした。
しかし、最終レースで公式戦で初めてトップフィニッシュをする事が出来ました。
また、関西学生ヨット選手権大会ではレギュラーとして出場し、負けてはしまいましたが凄く貴重な経験をさせて頂きました。
また私は、このヨット部で沢山の事を学ばせていただきました。
ヨットだけでなく、挨拶、時間の大切さ、人付き合いといった事です。こういった事は社会に出た時にとても重要な事で、このヨット部でしか学べなかった事もあります。なので様々な事で成長させていただいたヨット部には感謝しきれません。
4年間ありがとうございました。
スナイプスキッパー 堤 一樹
昨年度レスキュー艇総責任者・フィジカル責任者を務めさせて頂きました、470クルーの増田です。
まずはじめに、4年間ヨット部での部活動を支援していただいた、舟元会長をはじめとする指導陣、OB・OG、大学関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
特に、大辻監督には最後の最後にご迷惑をおかけし、村尾ヘッドコーチには就職活動が長く続いたためよく相談に乗って頂きご心配をおかけました。
申し訳ありませんでした。いつかまたご飯にでも連れて行って下さい。
私は、最後の学生生活をこのヨット部に注いだことで、人間的に成長することが出来ました。もしヨット部に入部していなければ、バイト漬けのつまらない学生生活を送り、何も足跡を残すことなく卒業していたと思います。
後輩達に伝えたいことは1つだけです。
その時の辛さや苦しみだけで物事を判断していたら必ず後悔する時が訪れるということです。
私も何度も辞めたいと思う時がありました。1回生の夏、1回生の冬、2回生の夏と何度もどうやって辞めようか考えたことも懐かしく思います。
しかし今、引退した身となり不器用なりに4年間続けてきた自分を誇りに思います。
それは、最高の仲間に出会え、ヨットという新しい趣味を見つけることが出来たからです。
本当に楽しかったです。ありがとう！
もし辞めたいと思っている現役の子がいるのならば、それが本当に自分にとってプラスになることなのか考え思い留まってください。
遊びたい気持ちも分かりますが、引退してからでも遊ぶことは出来ます。お金がなくても、本気でヨットが好きならば私みたいに本気でバイトをして何とかすることは出来ます。
このような理由でヨット部を辞めてしまうのは本当に勿体無いと思います。
このヨット部には、学生生活を費やす価値があります。引退してから感じる達成感はやり切った者にしか分かりませんが、後輩達には是非味わって欲しいです。
最後になりますが、これからは1人のOBとして応援しています。頑張って下さい。
そして私も、1人のセーラーとしてヨットを続けていきたいと考えていますので、海の上で出会った時は気軽に声をかけて下さい。
ありがとうございました。
レスキュー艇総責任者・フィジカル責任者
470クルー 増田 宏輝
スナイプスキッパーの山口です。
まずは多くの方々にご支援頂き、ありがとうございました。
部活動を通して、ヨットというものに出会えたことはとても良かったと思います。
ですが、4年間活動してきて満足出来る結果を得ることは出来ませんでした。
正直、西宮で開催された全日本学生ヨット選手権大会を傍から眺めることしか出来ないことは非常に辛かったです。
今になってレースの展開や、部活動の運営について「ああすれば良かった」とか「こうすれば良かった」と考えてみるものの、枝葉の問題のようにしか思えませんでした。根本的に、練習してきた過程でもやりきったという満足感がないからだと思います。
金土日の週3日、祝日や長期休暇も欠かさず朝から夜まで部活動があり、練習時間は長かったと思います。そのおかげか海が荒れた時、甲南大学だけが1艇も欠けずに着艇出来たという事もありました。
ですが、長く練習した中、レースで早くなる為の「気づき」が少なかったと思います。上手くなるために考え続けなければならない所をブローやハンドリングといった便利な言葉で安易に片づけて、考えているつもりになっていたのではないかと今となっては思います。後輩たちには柔軟に考え抜くことで部全体として強くなっていって欲しいです。
今となってはOBとして限られた支援しかできませんが、出来ることを考えようと思います。
スナイプスキッパー 山口大樹
スナイプクルーの𠮷田です。
引退して3週間程が経ちましたが、毎朝6時に目覚めてしまい、私の大学生活に占めるヨットの割合がどれだけ大きかったのかを実感しています。
スナイプチームは昨年度、今年度ともに全日本学生ヨット選手権大会への出場を逃しました。
西宮で開催された今大会は、レースが近づくにつれハーバーに増えていくライバル達の姿を見る度に、悔しくて悔しくて辛い毎日でした。
応援してくださる方々にも結果でお返しできず悔しい思いをしました。この思いをするのは今年までで十分です。
これからは、後輩達が来年西宮の海で開かれる全国の舞台で、笑顔で悔いなくヨット部生活を終えられるよう手助けが出来たらと思います。
また、15人の同期にありがとうと伝えたいです。
仲が悪いと言われたり、色々なことがありましたが、それでも同期がいたから4年間部活を続けられたと思います。
中でも、桑原にはこの場を借りてありがとうと伝えたいです。
3回生の時からはペアとして誰よりも一緒に乗ってきたと思います。強風でも、体重の軽い私をクルーで使ってくれてありがとう。全国6位の景色を見させてくれてありがとう。周囲の人達には勘違いされやすいけど、スナイプリーダーとして誰よりもチームのことを考えて悩んでいたと思います。最後に勝たせてあげられなくてごめんね。
最後になりましたが、指導陣の方々、先輩方、同期、後輩、そして保護者の方々、4年間惜しみないサポートをありがとうございました。
スナイプクルー 𠮷田 奈央
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