限られた時間

3回生スナイプクルーの尾畑です。

本日、午前中はとても風が弱かったため、関西学生ヨット個人選手権大会に備え、スナイプチーム、470チーム共に整備を行いました。ペアで艇の細部まで確認をすることによって、レース前の不安要素を残さないための時間になりました。

午後は、470チームは午前に引き続き整備を行いました。スナイプチームはAve.3m/s、Max5m/sの南風の中、帆走練習と回航練習を行いました。

午後は風のシフトや強弱が強く、風が無くなっても波が残る難しい海面でした。海面や他艇の走りをよく見て予測をし、オンデッキや中デッキなど、身体を丁寧に動かして対応をするように意識をして、練習を行うことができました。特に波が残った中での走らせ方には苦戦をしましたが、ペアと2人で乗艇位置や、絶妙なヒールの起こし具合を拘って変えることで、スピードを落とすことなく走ることができました。しかし、このような海面の際は自らの予想が外れた時に、艇やスキッパーにかかる負担が大きくなるので、より的確な判断力と、ミスをした時の迅速な対応力を磨くことが、課題であると再認識しました。

現在、大学の感染症対策のマニュアルを厳守しているため、同じハーバー内の他大学よりも短い時間での練習を行なっています。そこで些細なことですが、私がセーリングの技術面以外に意識した事として、回航練習の際に自艇が1番に回り終わっても、艇を止めて待っているのでは無く、最後の艇がフィニッシュするまで下マークを周り続けるということです。

私は、今週末に開催される関西学生ヨット個人選手権大会結果が出た際に、練習時間が他大学よりも短い事を言い訳にしたくありません。限られた時間を少しでも活用する貪欲さを持ち、その積み重ねが自分たちの自信に繋がるように、レースまでの残りの日数を過ごしていきます。

最後になりましたが、本日は桑原さん（R2年卒）に艇よりご指導いただきました。ありがとうございました。