全日本470選手権 4日目

3回生470クルーの井上です。
本日は、全日本470級選手権大会4日目で、Ave.6m/s 、Max.8m/sの北風の中、3レースを実施しました。

私は初日の荷物の積み込みでギックリ腰になってしまい、レースに出ることは残念ながらできませんでした。初日、2日目は1日中ベッドの上で生活し、大変悔しい思いをしました。しかし、そんな遠征ですが、学べることや感じられることは多くありました。

まず、何よりも身体のコンディションケアの重要性を感じました。レース直前に怪我をしてしまえば、それまで練習を積み重ねていたとしても、それを本番に活かせなくなってしまいます。基本的なことではありますが、忘れてしまいがちなことなので、これからチーム全員で徹底してやっていきたいと思います。

また、レースに出場したチームメイトの話を聞いたり、本大会の動画を観たり、出着艇を観たりする中でも分かることが多くありました。動画などで何度も見たことがある選手が多くおり、陸から動きを注目して見ていると、とにかく出艇から曳航してレース海面に向かうまでのスピードが速いと感じました。
やはり、ヨット競技というものはレースが始まってからが本番なのではなく、レース海面に到着するまでにもすでに勝負が始まっているのだということを実感させられました。

チームメイトと話して課題として挙げられたのは、対他艇との駆け引き、スタートなどでした。それらはとにかく回数をこなして経験していくしかないと思うので、明日のレースやこれからの練習で、より意識して取り組んで行きたいと思います。
今大会で自分達が凄いと感じた選手達のレベルに追いつき、そして追い超していけるようにこれからも努力を続けていきます。