雨でも変わらない走りを

2回生470スキッパーの松本です。

本日は午前はAve.3m/s、Max.4m/sの東風の中、スナイプチームは回航練習を行い、470チームは帆走練習・回航練習を行いました。午後はAve.2m/s、Max.4m/sの南風の中、両クラス共にレース練習、帆走練習を行いました。

本日は悪天候で風も弱く、それに加え波やシフトも激しい海面でした。
私はその中で、テルテールやリーチリボンが雨で濡れてわからなくなってもクローズの角度を一定に保てるように、メインのリーチがリーチリボンを見なくとも理想の形を保持できるように、ということを意識して練習に取り組みました。

実際には、途中から風も弱くなりまたシフトも多かった為、角度を保つ事が難しかったです。また、メインのリーチも普段はメインを見たらリーチリボンの流れ具合を特に確認していたため、風も弱くリーチリボンも役に立たない海面ではセールの形だけを見ての判断になったため普段よりもセイルを風に合わせるスピードが遅くなってしまいました。
このことから今後の練習では、ある程度風のある海面でもリーチリボンだけではなくもっとメインセイル自体の形もよく確認し、頭に入れながら雨の時でも対応できるようにしていきたいと思いました。

本日の難しいコンディションの中でも速い艇は一定して前を走っており、自分の立ち位置を確認することのできる有意義な練習となりました。

また、5月1日、2日に予定されていた関西学生ヨット春季選手権大会は5月22日、23日に延期されました。甲南大学体育会ヨット部は他部活が活動において制限されている中で、レースがあるということで特別に活動の許可をいただいて練習しています。そのため感染対策もしっかり徹底し、レースまでの限られた期間を有意義に利用していきたいです。