レースシーズンに向けて

4回生スナイプスキッパーの蟬川です。

本日は午前はAve.4m/s、Max.5m/sの南西の風の中、470チーム、スナイプチーム共にレース練習を行いました。
午後はAve.3m/s、Max.4m/sの南風の中、両クラス共にレース練習を行い、470チームは帆走練習も行いました。

午前のレース練習では、大辻監督、村松コーチにレスキュー艇よりご指導いただきました。
本日レースをしていると、いつもと違い、海面には漂流物や藻などが大量にあり、あまり走りに集中することが出来ませんでした。藻などをセンターボードやラダーに引っ掛けてしまい、艇速を落としてしまいました。スナイプでは引っ掛けてしまったものをレース中に解消するのは難しいので、最低限、次のスタート前までには艇をバックさせたりして解消するようにしました。レース中にどう解消するのかは現在考えております。

レース中に前を走っている場合、どう抜かれないようにするのか、また、後を走っている場合はそこからどう抜くのかをもっと他艇を意識してコース引きをしつつ、自艇を有利なポジションに持っていくことを意識して練習を行いました。

午後のレース練習では村尾ヘッドコーチ、石田コーチにはレスキュー艇より、村松コーチには艇に乗りご指導していただきました。
午後のレースはレグが短く、いつもより多い艇数でのレースということで緊張感もあり、全艇集中して練習出来ていたのではないかと思います。
レグが短く艇数が多かったため1番重要なのは、スタートとマーク際のインの取りに行き方だと思いました。

スタートでは村尾ヘッドコーチからラインの見通しの見方や、スタートのルーティンについてご指導いただきました。自分の中でのスタートのルーティンを行っていると、スタートラインに並ぶのに予定より30秒程遅れてしまいました。そのためより細かくクルーに時間を報告してもらう事が必要だと感じました。

マーク際のインの取りに行き方では、他艇から見て自艇がここにいたら嫌だろうなと言う所に自艇を持っていき、ポジショニングすることを意識していました。結果的にマーク際で他艇を抜くことが出来ました。

来月からはいよいよレースシーズンに入ります。
目標を達成できるように、毎レースを意味のあるレースにします。
また、新型コロナウイルスの影響もあり大会が延期または中止、前倒しになることも考えられます。レースがいつになっても対応できるように日々の練習に取り組んでいきます。