頂きへの調整

新3回生470クルーの神戸です。

本日は、2021年最後の活動日となり艇庫締めを行いました。

一年間、生活を共にした艇庫や船具を清掃しました。時間の制限のため普段行うことの出来ない隅々や、多くの時間や人手を必要とする大規模な場所を清掃することが出来ました。
通常の部活動を行う中では目の行き届かない場所や気を配らない場所をすべてひっくり返すことで、艇庫の新しい面が見えてきました。一年間積りに積もった埃や、昨年度の清掃では行き届いていない場所を清掃する事で、来年に向けての環境を整えることが出来ました。
新年に向けて、身の回りを綺麗にする事で海上、陸上における安全にも繋げられると感じます。

この場をお借りして私自身の2021年を総括させて頂きます。
大学入学してすぐにコロナ禍における大学生活がスタートした中で、新しい挑戦としてヨット競技を始めました。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、活動に参加する事が出来たのが今年2月終わり頃になります。
ヨットに乗り始めて1ヶ月でレースを経験させて頂きました。ヨットに関してだけでなく、海にもレースにも無知な状態で挑んだ中で、監督やコーチ、先輩、同期、後輩の多くの支えがあり非常に貴重な経験となりました。
また、同ポジションである470クルーの先輩の故障もあり関西学生ヨット選手権大会、全日本学生ヨット選手権大会と大きなレースにレギュラーとして出場させて頂きました。ヨット経験が1年に満たず、未熟な状態となってしまいました。その為、非常に悔しさが残る大会となってしまいました。
11月には、江の島ヨットハーバーにて開催された全日本470級ヨット選手権大会に出場し、日本のトップセーラーの実力に圧倒されると同時に、凄さを肌で感じる事が出来ました。
人生においても、これ以上になく新しい経験を多くする事が出来た一年だったと思います。
すべてが良い経験ではなく、苦い経験も多くありました。その苦い経験をも自身の糧となるように来年から活動に取り組んでいきたいと思います。

遅れ馳せながら、2021年の一年間ありがとうございました。
2022年も甲南大学体育会ヨット部のご声援よろしくお願いします。