妥協はなし!

新2回生スナイプクルーの井上です。 


陸での動きが海にでる。様々な変化にいち早く気づき行動することや、何が最善なのか常に考えること。さらに、思いやりや気配り、人に対する気遣い、人のために行動するなどの、人間性の部分もです。


恐らく多くの人間は海よりも圧倒的に陸で過ごす時間が多いので、当然ながら陸での行動がそのまま海に反映されます。強いセーラーであればあるほどそういうことが無意識に出来ているのではと思います。 


また「勝ちたい」と口でいうのは簡単ですが、それでも普段の陸での日常生活でしっかりと勝つための行動をするべきだと思います。「全日本で入賞する」と決めたからには決めたなりの行動、強い意志が全員に求められます。


例えば、個人的に決めた「浜一になる」という目標に対しても、妥協せず成し遂げるんだという強い意志が必要になります。その意志なくしてなれたとしたら私は恐らく天才です。

しかし私は天才ではありませんし、それを信じていません。アイツは天才やから、才能があるからではなく、全て自分の練習の量や質などによるものです。才能などを理由にしているようでは終わりです。レースに負ければ、自分の練習量や勝つ意識、努力が足りなかった、勝った人が結果に見合った練習や努力を必ずしています。


私はジュニアや高校から始めた選手ではありませんが、そこから始めた選手に勝てないなんて思ったことは一秒たりともありません。確かに私がヨット競技に取り組んでいない期間と彼らが取り組んだ期間が現在の差となっているわけですが、これは生まれもった才能の差ではありません。努力合計の差です。


ヨット競技歴の時間差がそのまま競技力の差ではありません。自分の意志次第です。追いつき、追い越すことだって可能です。というか追い越します。同じ大学生です。

追い越せるチャンス・環境があるにも関わらず、弱い自分から逃げますか?言い訳しますか?そんなことしたくないです。

どういう風にに見えているかは分かりませんが、私は誰よりも負けず嫌いです。


相変わらずの未熟者で、ヨット競技力もジュニアや高校から始めた選手に比べれば雲泥の差です。こんな私をみてアホやなと思うかもしれません。だからなんだと。泥臭く、やれることは全てやってこれからも励んで参ります。 


最後になりましたが、昨日は本吉コーチよりレスキュー艇からご指導いただきました。

ありがとうございました。