ひも付きのフードのひもの長さを調節しようとして片方を引っ張ると、するっとひもが全部抜けてしまいしまいました。あ、ってなりました。
どうも2回生スナイプクルーの井上です。
先ほどの抜けてしまったひもの端同士をつなげて先日あやとりでもしてみました。昔は一人あやとりを無限ループできましたが、今は初手の川ですら作れませんでした。
しかし、四段ばしごは作れました。なんの滞りもなく数秒で作れました。頭でこうして次はこうして、、、とすらも考えていませんでした。
手が勝手に動くんです。恐らくかなり練習したんだと思います。ボクだってビックリしました。十年ほど前にやったことが今でも手が勝手に動くほどなんです。何も考えずとも体に染み込んでるから反射的にきっとできること。
いいセールシェイプを作るために他の人のいいシェイプ、走っててよかったシェイプを頭・体に染み込ませ、自動的にテンション、コントロールロープ、プラー類をいじってそのシェイプを作る。
これに関してはもう繰り返し自分で見て、上手いシェイプと比較してどんどん修正するしかありません。タック・ジャイブの基本動作や回航動作なども一緒です。
この間のブログでも書かせていただきましたがもう一度。必死に努力して大会に挑んで、たまに自分の成長をほんの少し感じ、もっと高いレベルを肌で感じて、わくわくして、必死に努力する。の繰り返しがみたこともない景色へと連れていってくれるんだと思います。
また、もうすぐ私に訪れる最大の変化は後輩ができる、ということです。後輩に何か聞かれて分からないと答えるようじゃ全然ダメです。こいつあかんわとその子に思われてしまうと、もうボクの口からでる言葉は恐らく信じられないです。
ボクもまだまだ勉強中で、ヨットは分からないことだらけですが、そこがおもしろいところです。浜一になるボクにはかないませんが、浜二ぐらいのスナイプクルーには必ずしてみせます。そしてそいつと共に浜一の景色を味わいます笑。
そして、浜一とは別のもうひとつの私の最終目標は「ヘルムができるクルーになる」ことです。スタート時の艇の加速・減速・曲がるなど自由自在に行う。またスピードアップの邪魔となるヘルムがどういう時に発生するか?どうやったら消えるか?を感じて対応する。
ヨットを高いレベルで操縦するにはこういったスキルが必要です。これらを高いレベルで実現しているのが世界選手権上位のセーラー達。
残りの冬練の期間も残り僅かとなりましたが、日々反省・日々成長し、暖かい春を迎えます。
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