阻まれても前を見る



4回生スナイプクルーの村上です。

昨日は、関西学生女子ヨット選手権大会の1日目でした。朝から青空が広がり、東から少しずつ南に風が回り、レースを開始しました。その後、西南西まで風が回る中、4~6m/sで5レース行いました。

男子と1回生は、スタート、ラウンディング、加速練習を行いました。

有利海面、現在の波や風の状況、他艇の位置から動作まで、ペアで話しながらレースをすることができました。失敗もありますが、毎回反省をしながら、次のレースに臨めたことは良かったと思っています。

ただ、陸に帰ってきてからのピックアップ計測で引っかかってしまいました。そのため、昨日の全レースがDSQ扱いになりました。昨日の戦いが、すべて無駄になってしまうわけではありませんが、この大会のこの日だけに焦点を当てると、この日の努力がすべて流されてしまいます。

私たちは表彰台に立ちたかったですが、それは4回生の私にはもう不可能です。この目標は、来年の後輩たちに託します。この夢を終わらせないためには、全日本の舞台へ進むことです。そのため、本日は全日本への切符を取れるよう、絶対に負けたままで終わりません。

不安になってしまうときも、この競技はひとりで臨むわけでなく、私にはいつも隣にヘルムスマンがいます。レスキュー艇から近くで見てくれている人、頑張ってねとメッセージくれる人。本日も、皆様の応援も乗せて走ります。これまでの日々を懸けて全力で一瞬一瞬と向き合いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします。

最後になりましたが、運営に谷さん(R5年卒)、レスキューより長瀬監督にご指導していただきました。ありがとうございました。さらに清水さん(R4年卒)から差し入れを戴きました。ありがとうございました。